下北半島尻屋崎、尻屋崎灯台周辺一帯の夏は寒立馬の子育ての世界。

いきなりで申し訳ないが、今となっては貴重な見事な馬糞。あまりの感動に写メを自宅に送るも朝食時間中というワーストタイミング。軽率な行動は気を付けましょう。

 

尻屋崎は霧も多い。夜間の灯台周辺部は寒立馬のサンクチュアリーで立ち入り禁止となっている。朝7:00ゲートが開き地元漁師の軽トラに続いて灯台を目指すと、霧の中から寒立馬が浮かび上がる。大きな馬体と寄り添いあう親子。優しい目元に絆の強さを感じる。ニッコウキスゲ?も霧にかすむ。

晴れの尻屋崎はとりわけ美しい。青い海を背景に群れる寒立馬、また恋の季節が始まるのだろう。そして、じっと吹雪に耐える冬に向かう

観られる光景はいいことばかりではない。何者かに襲われたのか、事故か。翼の折れたカモメが石浜を必死に歩いて餌をあさる。頭上を自由に飛ぶ仲間のカモメをどんな思いで眺めているのか。これもまた、自然の姿だ。