21世紀に入って東京は超高層ビルが乱立、これまで首都圏の基幹総合電波塔として君臨した「東京タワー(333m)」に変わる新しい電波塔の必要性から、にわかに新タワー建設計画とそれに伴う誘致合戦が活発になった。
2003年、NHKと在京テレビ局による「在京6社新タワー推進プロジェクト」が発足。
2006年、墨田区押上1-1-1 東武鉄道貨物駅跡地に建設が決定した。
2008年、着工
2012年、竣工・開業
高さ 634m(武蔵)
その建設技術と同時に計画通りに4年間でこの巨大プロジェクトを成し遂げる、マネジメント力の凄さに感心せざるを得ない。
この建設期間中の推移を、写真で振り返ろうと思う。
2009年8月は、基礎工事も済んで塔の積み上げが始まった時期。
「おお、立ち上がった。」と今後どのようになるのかワクワクする時期であった。
2009年9月、まだひと月も立っていないのに撮影。いかに楽しみにしていたかがわかる。
一か月でも確実に高くなっている。
さらに1月経って、塔の下部があらわになってきた。かなり早い! 2019年10月。
2020年1月になるとかなり高い。夕陽に映える川向い。
2010年2月、下町の各路地からも見えるほどに高くなってくる。
タワークレーンが1基増えた。途中で増えるとは珍しい。どういう意味があるのだろうか?
2010年5月、ここに来て第一展望台の建設が始まった。膨らみが徐々に大きくなって行く。
この建設の為にタワークレーンが3基になったのか。
2010年6月後半にはここまでに。
左は6月初め。約3週間でここまで太りました。
2010年7月、とうとう第一展望台が完成。すると何とタワークレーンが展望台の屋上に移った(置き換えた? 新設した?)ように見える。へえ~。
2010年11月、四か月も間が空いてしまった。
第一展望台の上に建てられたクレーンはそのまま伸びて、第二展望台を建設。さらに頂上へと建設が進む。
2011年3月、いつの間にか最頭部の塔が伸びていた。シャープペンシルの芯が出る様に、内部から押し上げられては周辺の付属品を取り付けさらに伸びる工程を繰り返す。よく考えたものだ。
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2012年2月ついに完成
東京タワーから
スカイツリーへ
バトンタッチ